LeRobot Worldwide Hackathonとは?
2025年6月14日〜15日に、Hugging Face主催のオープンソース・ロボティクスコミュニティ「LeRobot」が世界規模で開催したハッカソンイベントです。世界各地の会場(オンライン含む)で、AIを活用したロボット技術の学習と課題解決に挑戦する催しで、賞金総額は$15,000が用意されていました (note(ノート))。
ロボスタディオンとLeRobotの出会い
日本の公式ホストとしてロボスタディオンが立候補し、東京会場「JP‑TOKYO‑1」として参加が決定。公式X(Twitter)でも、6月14日・15日に秋葉原にて開催するとアナウンスされています (X (formerly Twitter))。
やります!
- 開催日:2025年6月14日(土)・15日(日)
- 会場:ロボ☆スタディオン(東京・秋葉原、末広町駅徒歩1分)(connpass)
- 形式:オンライン参加とローカル(会場)開催のハイブリッド方式
事前準備
- Hugging Face による参加登録とチーム編成
- LeRobot SO‑101やSO‑ARM101などのロボットを使用可能(組立体験/模倣学習)(X (formerly Twitter), note(ノート))
- 会場の設備準備:3Dプリンタ、作業工具、Wi‑Fi環境、デモ用ディスプレイ等
前日
機材チェック、環境整備、参加者向け案内の確認を実施。スタッフが早めに会場入りし、ネット接続や作業スペースのレイアウトを完了。
Day 1(6月14日)
- オープニング、LeRobotの主催者によるイントロ配信視聴
- チームごとの課題選定、SO‑101 または模倣学習ロボットを動かすワークショップ
- データ収集とモデル訓練の初期段階、デモ動画準備
Day 2(6月15日)
- 最終調整、動画撮影、チームの発表準備
- 開発成果をデモ形式で共有、1分以内の動画提出
- 東京会場とオンライン両方の審査あり
成果物上位(例)
- 全国の LeRobot ハッカソン参加者から、気鋭のチームが受賞。東京会場の優秀作品も Hugging Face リポジトリ内で閲覧可能 (masato-ka’s diary)。
謝辞
本イベントにご参加・ご協力いただいた全ての方々、スタッフ、そして主催 Hugging Face に心より感謝申し上げます。東京ローカル会場としての運営にご尽力いただいた皆様にも厚く御礼申し上げます。
運営してみた感想 🌟
- 良かった点:
- 地元コミュニティの独自色を出せたこと(秋葉原での対面と体験の良さ)
- 初心者でも扱いやすい SO‑101 ロボットと模倣学習の組み合わせ
- 反省点:
- 動画撮影やアップロードの時間が足りなかったチームもあり、事前告知の徹底が必要
- ネットワーク帯域や電源確保など、会場のインフラ面の調整が課題
- 今後へ向けて:
- 事前のツールチェックリストの整備
- チーム同士の交流時間や交流コンテンツの企画
- 次回はより多様なロボットプラットフォームの導入を検討
📌まとめ
ロボスタディオンとして初めて東京でローカルホストを務めた有意義な経験でした。オンラインも含めたグローバルな連携の中で、AI × ロボティクス分野に興味と可能性を感じる機会となりました。次回以降も、このような学びと共有の輪を広げていければと思います。
(この原稿案は、必要に応じて写真や具体的なチーム事例を挿入し、記事スタイルに合わせて調整いただけます)